警備の仕事はどんな役割?わかりやすく全体像を紹介
警備の仕事は、人や建物、車両などの「安全を守ること」がいちばんの役割です。難しそうに聞こえますが、決まった手順にそって動く場面が多く、マニュアルも整備されているので、未経験からでも始めやすい仕事です。まずは、警備の主な仕事内容をざっくりイメージしてみましょう。
多くの現場で共通して行われる主な業務としては、次のようなものがあります。
・建物への出入りチェックや受付対応
・館内や敷地内の巡回、異常がないかの確認
・工事現場や駐車場での車両・歩行者の誘導
・人が多く集まるイベント会場での案内や混雑緩和
このように、警備の仕事は「見張るだけ」ではなく、「声かけ」「案内」「確認作業」など、コツコツした作業や人とのコミュニケーションが組み合わさった仕事だとイメージしていただくとわかりやすいです。
一日の流れで見る警備員の仕事内容
警備の仕事は、現場によって細かな違いはありますが、一日の流れで見ると共通するステップが多くあります。ここでは施設警備を例に、どんな仕事の流れになるのかをイメージしやすいように、朝から夜までの大まかな動きを紹介していきます。
出勤~引き継ぎで一日の準備をする
まずは出勤後、その日の担当場所や注意点を前の班から引き継ぎます。鍵の受け渡しや持ち物のチェック、館内の状況確認などを行い、その日どこを重点的に見ていくかを共有します。ここでしっかり話を聞いておくことで、巡回中の小さな変化にも気づきやすくなります。
巡回や立哨で安全な環境を保つ
次に、建物の中や外を歩いて巡回したり、決められた場所に立って様子を見る「立哨」の時間が続きます。非常口がふさがれていないか、ガラスにひびが入っていないか、不審な物が置かれていないかなどを、決められたルートと時間で確認していきます。落ち着いたペースでコツコツ確認することが求められる仕事です。
来訪者の対応や案内も大切な仕事
オフィスビルや商業施設では、来館者の受付や入館証の発行など、お客様対応も大切な業務です。笑顔であいさつをしながら行き先を確認し、わからない場合は館内図や内線電話を使って担当部署につなぎます。丁寧な言葉づかいと、落ち着いた対応ができれば特別なスキルは必要ありません。
夜間や非常時に備えた見回り
夜間勤務がある現場では、人通りが少ない時間帯ならではの見回りも行います。施錠の漏れがないか、防犯カメラの映像に異常がないかを確認し、万が一のときに備えて消防設備や通報装置の場所も常に頭に入れておきます。実際にトラブルが起きることは多くありませんが、「いざという時に落ち着いて動ける準備」をしておくことも、警備の大切な仕事です。
これから警備の仕事を始めたい人が見るべき求人のポイント
警備の仕事に興味がある方が求人を探すときは、雰囲気やイメージだけで決めてしまわず、「自分の生活スタイルに合うか」「未経験へのフォローがあるか」を確認しておくことが大切です。ここでは、応募前にチェックしておきたいポイントをわかりやすく整理していきます。
勤務時間と休日日数をチェックする
警備の仕事は、日勤だけの現場もあれば、夜勤や24時間勤務のシフトがある現場もあります。求人票では、「日勤のみ」「夜勤あり」「月の休日日数」「シフトの固定・相談可」などを確認し、自分の体力や家族との時間に合う働き方かどうかをイメージしてみてください。長く続けるためには、無理のないペースで働けるかどうかがとても重要です。
研修制度やフォロー体制がある会社を選ぶ
未経験からスタートする場合は、入社時の研修内容や、現場でのフォロー体制もチェックポイントです。法律で決められた新任教育だけでなく、挨拶や言葉づかい、防犯・防災の基礎知識などを丁寧に教えてくれる会社だと安心です。また、慣れるまでは先輩と一緒に現場に入り、わからないことをすぐに相談できる環境かどうかも、面接時に確認しておくと良いでしょう。
資格取得支援や手当の有無も確認しよう
警備業界には、交通誘導警備や雑踏警備などの資格、警備員指導教育責任者などの上位資格があります。こうした資格を取ることで、任される現場が増えたり、資格手当で収入アップを目指せたりします。求人票や会社のホームページで「資格取得支援制度」「資格手当」の有無を確認し、将来のキャリアアップも見据えて職場を選ぶと、長く安定して働きやすくなります。
このように、警備の仕事は仕事内容をわかりやすく整理してみると、「人や建物を守りながら、コツコツ働ける仕事」ということが見えてきます。まずは興味を持てる仕事内容の求人からチェックして、自分に合いそうだと感じたら、一歩踏み出してみてください。